性感染症はオーラルセックスなどによってのどに感染することも珍しくありません。のどの性感染症が生じた場合、のどの痛み、腫れ、赤み、できものなどの症状を起こします。原因疾患によって現れる症状に違いがあり、症状の内容である程度原因疾患を絞ることができます。
のどの痛み
性感染症によって生じるのどの痛みでは、イガイガする不快感から、激しい痛みを起こして飲み込むのが困難になるケースまであります。
比較的軽い痛みや違和感で疑われる性感染症
嚥下(飲み込むこと)が困難になるほど激しい痛みで疑われる性感染症
性感染症によるのどの痛みが軽度の場合、軽い風邪のような症状を起こします。こうした症状で性感染症を疑う方は少なく、見逃されやすいので注意が必要です。
のどの赤み・腫れ
性感染症の症状として、のどの赤みや腫れを起こすことがあります。
のどの赤みや腫れで疑われる疾患
のどのできもの
痛みやかゆみのない、のどのしこり
- 梅毒(第1期の初期硬結)
気になる症状がある際は検査を受けましょう
性感染症は強い症状がなくても自然治癒せずに病変の範囲を広げ、不妊や深刻な疾患の原因になる可能性があります。医療機関を受診して原因疾患に合わせた薬の処方などの治療を受け、体内から病原体が完全になくなったことを確認するまで治療を続けることが重要です。
また、症状がなくてもパートナーには必ず検査を受けてもらってください。
当院は吉祥寺駅から徒歩1分のサンロード商店街にあり、アクセスしやすい立地です。また、土曜日・日曜日・祝日も診療を行っています。